犬の膿皮症の予防
膿皮症は、皮膚が弱い犬や乾燥しやすい犬は、何度も繰り返し発症する場合がありますので、こまめにブラッシングをしたり、スキンケアを行うなど、皮膚や被毛を清潔に保つ事が大切になります。
顎の周囲、耳の中、指の間(肉球)、脇、股、尻尾の周囲などは汚れが溜まりやすい部位ですので、しっかりお手入れを行う必要があります。
シャンプーは、やりすぎると余計に皮膚が乾燥したり、炎症が起こる場合がありますので、刺激の少ないシャンプーをなるべく薄めて使用するようにしましょう。
また、食べ過ぎや運動不足によって肥満傾向になってくると、代謝が悪くなったり、胃腸の働きが衰えるなど、免疫力が低下する原因になるため、皮膚炎が生じやすくなります。
そのため、栄養バランスの取れた適量の食事と、毎日十分な運動を行い、免疫力を低下させない事も大切です。